働けば疲れるのが当たり前。だから整体は必要

腰痛になって整体をした、マッサージをしたからといってその場で腰痛がすごく楽になったとしても全て解消されるという事はないです。もしどんな腰痛でもその場でゼロ、もしくはゼロに近いくらい解消できたならばノーベル賞ものです。

風邪をその場で治すようなもので、難しいというより無理な話です。

 

何割か楽になればそれで腰痛に対しての施術は成功したと言えますが、痛いは痛いけれど楽になったという感覚があるのかどうなのか。楽になった事を感じ取れるのかが重要です。

 

何も感じ取れず痛いままであるならその整体は貴方には効いていない事になりますがよほど腰が悪すぎる場合を除けば大体の腰痛は急性でも慢性でも多少なりの改善はあるはずです。

 

その時に痛いけれどさっきよりも少しは楽になったという感覚をどこかで感じて思う事ができればその腰痛は次第に痛みのランクは下がってきます。

 

元々腰痛だけど整体をした後は少し楽になるのであれば整体を続けて観る価値はあります。

 

腰が痛くて痛くて、座っても立っても楽にならなかったのが整体後にイスに座っても痛かったのが座れるようになったならばかなりの成果です。

痛いけれど痛いなりによくなっている。これが重要です。

 

少し良くなった事は無視して、痛みが残っていることを重要視して「まだ痛い」と口にするようならばいくらたっても悪いままです。

 

よくなったという評価を認めることによってだんだんと腰痛は良くなっていきます。

 

 

腰痛やひどい肩こりなのに整体とかマッサージに行かない人たちが必ず口に出して言う言葉があります。

それは、「だって一回で治らないんでしょ。楽になってもまた痛くなるんでしょ。だったらお金の無駄だから行ってもしょうがない。」です。

 

それに対して毎週のようにマッサージやもみほぐしの店に行っている人たちのいう言葉は、「毎日一生懸命働いていたら肩凝ったり腰も痛くなる。疲れているんだからせめてマッサージぐらいしてもいいでしょ。」です。

 

結局整体は「よく行く人」と「一回位しか行ったことがない人」に真っ二つに分かれます。

 

私から言わせてもらえば、風呂に入ったらもう入らなくていいの? 髪切ったら次は切らないの? ご飯食べたらもう食べなくていいの? 靴買ったらその靴一生涯履き続けるの? 一回勉強したことはもう絶対忘れないの?

 

例えとしてこれよりもいい言葉はあると思いますが、私からすればこれと同じようなことです。

 

人間なんだから働けば疲れます。機械なら黙って動き続けますが、時々油をさしたり消耗した部品を取り換えなければいけません。

 

人はそれぞれの優先度が違います。その順序によってなにが重要で何が要らないものなのかが違いますので、こればっかりは議論する余地もないので話し合いにもなりません。話し合ったらケンカにしかなりません。

 

だから必要ないと思えば、自分の意志で別のなにかで改善をするのが、その人なりの改善法になります。