四十肩 五十肩の診察・判断は医師のみ可能です。必ず医師に診断してもらってください。
以下の事は私の経験した範囲・勉強した知識で書いていますのでこれが全てではありません。
四十肩・五十肩の再考も書きましたのでご参考に。
四十肩・五十肩説明
五十肩とは、肩関節の固定挙動を悪化させる病気です。
肩関節内に慢性的な膠原病による炎症が起き、関節を固定化させる病態を起こします。
五十肩の症状として、肩関節が固定化し、特に腕を上げたり、後ろにまわす動作がとても困難な状態となります。
また、発症初期には激しい痛みを伴う場合もあります。
整形外科での五十肩の治療としては、病理を改善するための抗炎症剤やステロイド剤、関節内注射、電気療法などがあります。
整体としての五十肩の対応
ほしみぐさでは肩こりではなく肩が痛い、五十肩ですということで整体を受けにいらっしゃる方はかなり多いです。
尚、五十肩も四十肩も同じ意味です。
痛み出して一ヶ月ほどは激痛で眠れないほど。
2~3ヶ月はかなり痛くて寝返りなどで目が覚める。
半年ほどはそこそこ痛み、かなり気になる痛みもまだまだあります。
経験上、大体の痛みがなくなるのに8ヶ月~1年ぐらいかかるようですね。
痛む度合い・期間は人によりけりです。
原因は老化現象だとか色々諸説ありますが、その人がなった原因も医学では特定はできません。
たとえば、右肩の痛みが治まってくると、その後は左肩も痛くなります。
仕事での使いすぎ、使わなすぎ、筋肉の発達ぐあいなど、どうともいえないようです。
完全な予防法もわかりません。なるならないはその人その人の体質だと考えられます。
建築系・製造系・事務系・主婦の方、どんな職種の方も四十肩・五十肩になりますので。
ほしみぐさでの男女比率は若干女性の方が多いです。
痛み出した最初のころは薬や注射などで痛みを抑えるのがいいのですがそれでも長期間劇的に効くわけではありませんのでがまんが続きます。
その後の治療としては、どんな治療をしても決定的な効果はえられないようなのですが、一般的に病院で電気治療は続けながら整体も併せてしている方が多いようです。
シップは病院でもらえますが、激痛が引けば温めた方が経過はいいようです。
とにかく、五十肩は痛みを我慢しながら付き合わなければいけません。
整体でのやり方は肩・腕をよくほぐす・動かすということですが、その際は背中も硬くなっていたりコリが発生していますので一緒にほぐしていきます。
推さえると痛いポイントもありますが、ちょっと我慢してもらいます。
また、輸気による整体操法もおりまぜてしていきます。
五十肩といってますが私は五十腕といってもいいのではないかとも思っています。
肩口から上腕にかけてかなりの筋肉が硬くなっているのでそこをほぐすだけでも楽になったりします。
整体を続けている方からは、痛みの緩和には役に立っていると言われます。
整体を受ける期間は痛みと付き合う期間となりますので、初期からだと週に一回位で30回前後になります。
首や腕の疲労からなんとなく五十肩のような痛みが出ている場合もあります。
痛みがなくなっても、使い過ぎたり、季節により一時的に痛くなる事もあるようです。
古キズが痛むような感覚でしょうか。
また、肩が痛いので動かさないでいると腕が水平から上に上がらない事にもなりますし、血行不足になって肩こりも発生します。痛みがひくにつれてなるべく自分で動かしましょう。
動かさずにいると腕が固まって全然上がらなくなります。
はっきりと書きますが、病院の治療であろうが整体やマッサージであっても四十肩 ・五十肩の痛みはその場で消失しません。
自己治癒への補助的な役割としてご利用ください。
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