腰痛の新原因タイトハムということでたけしの家庭の医学でしておりました。
新原因といってますが全然新ではありません。
昔っからわかっていることなので、なぜ新原因なのか?理解できません。
テレビを見ていない方のために、タイトハムとは何か?
タイトハムって何?
ふとももの後ろが硬いことをタイトハムといいますので、膝を曲げずに前屈をしてもふともも後ろが張って体が曲がらない場合にタイトハムといえます。
そのタイトハムを構成するのが大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋というハムストリングスになります。
タイトなスーツとか言いますが、ぴったりとした硬い感じからタイトハムというのでしょう。
太ももの後ろが硬いということは骨盤が引っ張られて後傾します。
その時に腰で屈むと本来伸びるはずのハムストリングスが伸びないので腰が伸びない分を代償して腰に負担がかかります。
それで無理がかかり腰が痛くなるという仕組みですが、慢性腰痛ではハムストリングからの腰痛はわりと多いです。
腰痛ならまずは前屈をしましょう!
だからここが硬いようなら、まずストレッチを何ヶ月か続けることが先決です。
これをしないと毎日腰をマッサージをしたとしても一生改善することはありません。
それを理解できる人でないと、どうにもこうにもならないのがこの手の腰痛になります。
また、ついでに書きますと太もも前面の筋肉の緊張も腰痛には関係しています。
大腿四頭筋ですが、ここが硬いということは反り腰につながります。タイトハムと反対の作用ですね。
骨盤が前に倒れるような感じです。反り腰の方も後傾ほどではないですが割と腰痛になっています。
前屈したらいけない腰痛もあります!
それは前屈をしたら腰痛が悪化する場合です。
これは無理のない程度で続けてもらっても、ハムストリングスが伸びる前に腰が痛くなる場合はヘルニアの可能性もありドンドン腰痛が悪化してしまいますのでご注意ください。
整体ではタイトハムに対しては硬くなった筋肉の束をほどくようにアプローチしていきます。これだけでもスッと楽になったりします。
骨盤は坐骨がまっすぐに立っている状態が一番いいのでどちらに傾いても腰にはよくありません。
普段からの意識付けが腰痛対策には必要不可欠となってきます。
腰痛とタイトハム(ハムストリング)の関係について
腰痛は、腰部の痛みや不快感を指す一般的な用語なので腰痛という病名ではありません。
腰痛は多くの要因によって引き起こされる可能性がありますが、その中にはハムストリングの状態も関与している場合があります。
ハムストリングは、太ももの裏側にある筋群であり、大腿二頭筋(ハムストリング)と呼ばれる3つの筋肉からなります。これらの筋肉は、腰と下肢の連動性を持ち、姿勢や動作において重要な役割を果たしています。ハムストリングの柔軟性やバランスの乱れがあると、腰部への負担が増加し、腰痛のリスクが高まることがあります。
以下に、腰痛とタイトハムの関係を示す一般的なシナリオをいくつか挙げます:
●ハムストリングの硬さ
ハムストリングが硬くなると、腰部や仙腸関節周辺の筋肉や靭帯に負担がかかります。これは、腰痛を引き起こす可能性があります。特に、腰部の伸展(後屈)や腰の可動域が制限されると、腰の安定性が低下し、腰痛のリスクが高まります。
●姿勢の乱れ
ハムストリングの柔軟性やバランスの乱れがあると、正しい姿勢を維持するのが難しくなる場合があります。例えば、ハムストリングがタイト(硬い)状態であると、骨盤が後傾し、腰椎のカーブが変化することがあります。これにより、腰部の負担が増加し、腰痛が引き起こされる可能性があります。
●パフォーマンスの影響
ハムストリングの柔軟性やバランスの問題は、運動やスポーツのパフォーマンスにも影響を与えることがあります。例えば、ハムストリングがタイトな状態であると、走行中やジャンプ時に適切なストライドや動作が制限され、腰部への負担が増加します。これにより、腰痛が発生する可能性があります。
腰痛を軽減するためには、ハムストリングの柔軟性やバランスを改善することが重要です。適切なストレッチや筋力トレーニングを行い、ハムストリングの柔軟性を向上させることで、腰痛のリスクを低減することができます。また、姿勢の改善や適切な身体の使い方も重要です。痛みや不快感が継続する場合は、理学療法士などの専門家に相談する事も良いですし、当院での腰痛施術ならびに骨盤矯正で骨盤の柔軟性を高める事で腰痛の改善をすることをおすすめします。
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