このところ急な冷え込みにより風邪をひいた、咳が出るという方がたくさんいます。
愛読書のひとつですが「風邪の効用」という本があります。
整体では風邪はどんどんひけばいいという考え方もあります。風邪のように小の病気をすることにより大の病気を予防する効果がある、つまり風邪がひけない体は鈍い体であるので、ある時急に大病になってしまうということです。
読み物としてもこの本は面白いのでぜひお読みになってください。
なので、風邪をひいたというのは決して悪い事ではなく、体をリセットできる事でもあるので、時々は軽くひければ私からすれば羨ましいくらいなことなんです。
毎週整体をしているのに風邪をひいた。これは私からすれば風邪を感じられるほど敏感になったということ、そして体もきれいになり強くなる、そんな風にとらえています。逆に言えば "整体をしたから風邪がひけた" そんなことです。
大凶が凶、凶が吉になるようにするのが整体の役目だとも思っていますので本来なら転移したかもしれないガンが、転移のしないガンや子宮筋腫のような良性のガンで収まるようなものだと。
これは推測でしかありませんが、私の中では核心(確信?)に近いことです。
整体として体が整っているならスッと風邪が体に入ってスッと抜けるので一日を経たずに風邪は経過してしまいますが、普通はそうはいきません。
どうすればいいのか。人に接したり人前に出なくてもいいのであれば、薬は飲まずに過ごせます。
まずは自分でできることですが、
・温かくすること。
・白湯・常温の水をたくさん飲む。
・食べ物は必要ないので、その分スポーツドリンクにする。
・足湯をする。 寒気が強いなら脚湯をする。
・ノドが痛むならノドに蒸しタオルする。
とりあえずこのようなをことします。脚湯については書いてないので普通の足湯とはやり方が違います。気になったら私に聞いて下さい。
食べ物についてですが、生き物はみな病気になると食べ物を食べません。
実際は食欲などはないはずなのに、近代の人間だけが自然の声を無視して無理に栄養を体に入れようとします。
特に風邪に関しては修復を遅くするだけなので食べるのはやめて頂きたいと思っています。
整体としては足と背中の調整点の輸気が基本になりますが、これも普段から備わっているその人の治癒力を引き出すものなので、経過具合は各人変わってきます。
体の鈍い人が風邪をひくと重症化したり、ダラダラと長引い事にもなります。
普段から体を整えておくと、軽く早く経過して体も快調になります。
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