乳腺炎:原因と解説

乳腺炎

乳腺炎の主な原因

母乳の詰まり

母乳が乳腺内で十分に排出されないと、乳腺内に詰まりが生じます。これにより、細菌の繁殖が促進され、乳腺炎が引き起こされます。

 

乳房の損傷

乳房に外傷や損傷がある場合、細菌が侵入しやすくなります。例えば、授乳中に乳房が強く圧迫されたり、乳首が傷ついたりすることが原因となることがあります。

 

免疫力の低下

免疫力が低下していると、細菌が繁殖しやすくなります。ストレス、疲労、栄養不足などが免疫力の低下を引き起こす要因となることがあります。

 

 

乳腺炎の予防には、正しい授乳の実践と乳房のケアが重要です。また、乳房の詰まりや痛みがある場合は、悪くなる前に早めに医師や助産師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

 

 

乳腺炎は産後初期に起こりやすいとされています。

 

乳腺に母乳が溜まってしまうことで発症する為、溜らないようにするのが予防になりますのが産後初期だけではなくて断乳するときにも同じように痛みが出る場合もあります。

私の場合は後者で対応する場合が多いです。

 

産後骨盤矯正でもこれまで乳腺炎になったということでお話した事がありますがどなたも骨盤矯正で乳腺炎に対応できるとは思っていなかったようです。

 

赤ちゃんに授乳中

産後骨盤矯正での乳腺炎の施術について

乳腺炎に対しては直接胸に触る事はしません。

 

脇の下や肋骨にストレッチをするように伸ばすことによって乳腺炎の回復を促しています。

 

脇の下や肋骨の皮膚は非常に薄い部分なのでなるべく痛くないように丁寧に扱っていきますが少し引っ張った感覚の痛みはあります。

時間的には1分ほどなので受けるにしても負担はありませんがくすぐったいと施術できないこともあります。

 

 

乳腺炎の一般的な予防法

●正しい授乳姿勢と乳房の空け方を実践すること

乳房を完全に空けて授乳することで、母乳の流れをスムーズにし、詰まりを防ぐことができます。

 

●頻回かつ完全な授乳を行うこと

乳房を十分に空にするために、頻繁な授乳が必要です。また、片方の乳房だけでなく、両方の乳房を均等に授乳することも重要です。

 

●乳房のケアとマッサージ

授乳後に乳房を優しくマッサージすることで、乳房の詰まりを防ぐことができます。また、清潔なタオルや湿布を使用して乳房の血行を促進することも有効です。

 

 

肩こりと乳腺炎

そして乳腺炎になる方はみなさん肩こりですね。

 

肩こりという事は肩回りの動きが乳腺に影響しているということに繋がりますので普段から大きく肩を動かすようにするのが予防にもなります。

 

また乳腺炎になりそうだと感じる事ができれば、早めにおっぱいの上に蒸しタオルをあててあげると乳腺がゆるんで回復を助けてくれます。

これがさらに悪くなってしまっていたら温めるのではなくて冷やすことになります。

 

骨盤矯正という限られた時間内で行いますので少しばかりの施術時間ですがこのやり方で酷くならなかったケースもありますので、ものはついでにぜひ一言相談して頂ければと思います。

 

また母乳の出が悪いという場合でも、この施術をすれば母乳がでるようになるので授乳期間中は続けて骨盤矯正の通われるケースもあります。

 

当然ながら乳腺炎は産婦人科が専門なので既に悪くなっている場合はそちらで治療してください。

 

また助産師さんでも対処して頂けます。

 

 

関連ブログ 授乳/産後骨盤矯正