当院の産後骨盤矯正の最終目的

呼吸

息という文字ですが、由来は鼻と心臓を合わせた文字だそうです。

 

勢い(いきおい)や憤る(いきどおる)だったり、息をつく、息がつまる、息が合う、鼻息が荒い、息をのむなどその時の心の状態や感情をあらわすときに合わせて使われることが多いようです。

 

私は息は自分と心を合わせた文字だとずっと思っていたのですが、これもあながち間違いではないと思っています。

 

 

深い呼吸が導く、産後骨盤矯正の真の目的とは?

当院の産後骨盤矯正の最終目的は「深い呼吸ができるようになること」です。

 

産後の女性が抱えるさまざまな悩みである、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の不調、ぽっこりお腹、姿勢の崩れ、これらを根本から解決するカギが息(呼吸)にあると考えています。

 

 

呼吸と産後の体の深い関係

産後の女性は、出産による骨盤の歪みや腹部の筋力低下、さらにはホルモンバランスの急激な変化によって心身の不調が起こりやすい状態にあります。このような状況では、正しい姿勢で深い呼吸をすることが難しくなりがちです。しかし、深い呼吸には以下のような科学的に立証されたメリットがあります。

 

ホルモンバランスの調整

呼吸が深くなると、副交感神経が活性化され、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が抑制されます。これにより、ホルモンバランスが整いやすくなります。

 

自律神経の調整

横隔膜を使った深い呼吸(腹式呼吸)は、迷走神経を刺激し、自律神経のバランスを整える作用があります。これにより、不安感やイライラ、睡眠の質の低下などの産後特有の不調が軽減されます。

 

骨盤の安定とぽっこりお腹の改善

深い呼吸をする際に重要なのが横隔膜と骨盤底筋の連動です。横隔膜がしっかり機能することで、骨盤底筋や腹筋群が正しく働き、ぽっこりお腹や骨盤の歪みの改善につながります。

 

姿勢の改善

 

呼吸が深くなると、腹圧が高まることで背筋が伸び、姿勢が整います。特に産後の女性は骨盤が後傾しがちなため、深い呼吸で身体のアライメントを整えることが重要です。骨盤が後傾すると骨盤底筋が張らないので尿もれも治りません。

 

 

当院の施術が目指すゴール

 

当院では、骨盤矯正の施術を通じて、産後のお母さまが「自然と深い呼吸ができる体」を取り戻すことを真の目的として目指しています。具体的には以下のステップを大切にしています。

 

骨盤の歪みを整える

   骨盤のバランスを調整し、呼吸しやすい姿勢を取り戻します。骨盤が柔軟に開閉することは呼吸、自律神経の安定へと繋がります。

 

横隔膜と骨盤底筋の活性化

   施術の中で呼吸法を実践し、横隔膜と骨盤底筋がスムーズに連動するようサポートします。

 

③自然と日常生活で呼吸ができるようになる

   施術後も効果を持続させるため、日常生活で、簡単に続けられるセルフケアもお伝えします。

 

 

科学的根拠を取り入れた安心の骨盤矯正

当院のアプローチは、解剖学や生理学に基づいています。例えば、横隔膜と骨盤底筋の連動は多くの研究でその重要性が証明されています。産後ケアに特化した施術で「深い呼吸」を取り戻し、心身ともに健やかな状態を目指しましょう。 

 

 

より健やかな産後生活をサポートします

「深い呼吸」というベースを整えることは、産後の心身の回復において欠かせない土台となります。当院は、ただ施術を行うだけではなく、お客様一人ひとりが自分の体を知り、健康を持続できるよう全力でサポートいたします。

 

ぜひ一度、当院の産後骨盤矯正をご体験ください。「深い呼吸」ができる体へと導き、心も体も軽やかになる変化を一緒に実感しましょう。

 

 

 

◆産後骨盤矯正関連ブログ

産後に歪むのは骨盤だけではない

産後ママの心と体を整える朝日の力