骨盤矯正をしていると「あぐらで座ると骨盤が開く」なんて勘違いをしている方が多いです。
これは骨盤の開閉のことを理解していないとこのように間違った認識になります。
あぐらで座ると骨盤が開くから普段は横座りしていますという方もいましたが、横座りが一番悪い座り方です。
どんどん骨盤を歪ませて、脚も太くなりО脚も進行してしまいます。
あぐらで座ることで骨盤自体はどうにかなることはありません。
なるのは股関節を開くことから股関節が柔らかくなって股関節という関節自体が動かしやすくなり、下半身の血液・リンパの流れがよくなるので逆にしたほうがいいくらいです。
骨盤矯正における座り方の誤解
しかし、あぐらの弊害としては二つあります。
●背中と腰が曲がりやすくなるので腰痛や猫背を助長しやすくなり姿勢が悪くなるといった事になりますのでその姿勢だけは気を付けていただきたいです。
●恥骨痛がある場合は恥骨の靭帯が伸ばされ痛みが増すのであぐらはしないで下さい。
それでは正座はどうだということもありますが、正座は膝を最大屈曲しますので膝のストレッチとしてはこれ以上無いほどいいストレッチになりますが、長い時間の正座は血管を圧迫しますし膝の靱帯が伸びすぎにもなりそして下半身太りにもなりますのでなるべくしないほうがいいです。
正座は太れば太るほどきついのでそういったことからも体に負担がかかること判断できます。
怖いもので自分にとって都合のいい事は正義で都合が悪く面倒くさいことは悪となります。
良薬は口に苦しともいいますから、何が本当なのかちょっと考えてみましょう。
ハッキリと最後に結論を書いておきます。「あぐらで座っても骨盤は開かない」
もし、あぐらで座ると骨盤は開きますなんてことを言う専門家がいるとしたら経験が浅い、もしくはただ仕事としてセラピストをしているだけの人だと判断していいと思います。
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