体が冷たい。特に足が氷のように冷たい。外気の寒さと重なって寒さを感じやすくなってきます。
ここではストレスや内面的な事が関係する冷えは別の機会に書くとして、とりあえず普段できることについて考えていきたいと思います。
参考にできるいいサイトがありましたがそれをそのまま紹介するとちょっと私とは考え方が違うので私なりに変更して書くことにしました。
足湯の事であったり、食べすぎと冷えについての関係は何度か書いてますのでサイトマップから探してみてください。
整体的考えにのっとり、私がよく言うのは、まず靴下の二枚履きです。(二宮整体では当たり前)
一枚だと寒くて、どんどん熱を放出しています。多分冷え性を自覚している方は感じていると思います。
三枚以上だと足先やその感覚が鈍くなりすぎるので、あまりよくありません。指先は動かなければいけませんので動きが制限されてただでさえ動かさない足先がさらに抑制され血行が悪くなります。
そして、冷たい上に蒸せて汗をかき、汗の内攻がおこり、せっかく足から出た毒も再吸収され悪循環になってきます。
ご自分で三枚・四枚はいてみて実験されるのがいいかと思いますが、無意味に重ねすぎても温かくはなりません。先のように悪影響しか感じられないはずです。
悪い気も足裏から出るという考えもあります。
次は、カイロです。冷え性の方はみなさん間違いなく冬はカイロをつかっています。
カイロは温かな時間が長すぎるので整体では好ましく思っていません。
短時間で温めて、だんだんと冷たくなっていく蒸しタオルのようなものがいいとされています。
カイロは肌着に直接貼るとかなりの高温になりますが、それほど冷えには効果が出ていないと思います。
カイロになれてしまうと自分で体温を作ろうとしなくなるのでますます冷える体になっていくのです。
どうしてもカイロを使う場合は今よりももう一枚上の洋服にはるようにしてください。
夜寝るときの電気毛布は最悪です。
これは体温がつくれない病気か死ぬ寸前の人が使うものだと思っていますので、いい布団に変えてください。いい布団とは軽くてたくさんの羽毛を使ったような空気の層を含むフカフカした布団です。
布団は重いのが好きだと言う人もいますが、重い布団は毎日しっかり干さないと湿気をすい、寝ているときの汗をまた出た体にひっこませてしまいますので逆に疲れてしまいます。
なれると軽い布団のほうがよくなるはずですから試してみてください。
これらは対処法になりますが、結論としてはやっぱり動くということです。10分でもいいので歩く、走る。 そういったことを続けることです。
そして整体の足の冷え調整点。 肝・腎の調整点。そして骨盤の締めです。
氷にストーブを近づけても温かい氷はできません。
氷に何枚布団をかけても氷は温かくなりません。
全て総合して考えることによって体はよくなっていきます。
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