石川県特に金沢市は整体の激戦区

石川県の中でも特に金沢市は治療院と呼ばれるところが人口当たりの比率が全国平均よりもずいぶん高くなっています。

 

治療院というのは接骨院や鍼灸院・あん摩マッサージになりますが、これがとにかく多いです。

 

接骨院は富山のほうが多いですが鍼灸院・あん摩マッサージも合わせると石川県も全国トップクラスの治療院激戦区です。

 

 

整体院は2008年頃でも飽和状態と言われていました

車で走っていてもそんな店舗も目にしますしなんか多いな~と思いますよね。私も多すぎると思っています。

 

もみもみ屋からリラクゼーション、オイル系マッサージ屋だったり色々とありますがすべて合わせるとコンビニの倍はあるそうです。

 

最近ではどうですかね、整体と何かを合わせたような形態も出てきているんじゃないですか? 知らんけどww

 

どうしてここまで増えてしまったのかですが元々は接骨院では整体はおこなっていませんでした。

 

整体は野口整体を発祥とする民間療法であるため、柔道整復師などの有資格者が整体院を経営するということはあまりなかったわけです。

 

私の二宮整体ですと野口整体系になりますが、そこで学んでいる人は柔整師や鍼灸師の先生がものすごく多いです。

 

実際教えている副講師と呼ばれる人たちは接骨院を経営している先生も多いので石川県でもいつかは接骨院が整体をする流れになるだろう思っていました。

 

それがここ数年で爆発的に整体をする接骨院が増えてしまったわけです。

 

なぜ接骨院が整体をするようになったかは簡単で人口に対して接骨院の数が多くなり過ぎたからです。

 

接骨院の治療だけでは経営が成り立たなくなったから民間の仕事に入ってきたという事です。多分。

 

接骨院の治療科目だけで患者が集まれば整体をしている暇はありませんので整体をする人も少なかったのですが、ここ最近は本当に多くなっています。

 

先に書いた通り、整体は国家資格免許ではないので国家資格者がしていますといっても何も意味はないですし優位性もありません。

 

ただそういった方が一般的に有利だと判断されたり、それしか有利な条件がないから国家資格、国家資格と口をそろえてそればかりを強調して宣伝材料にして整体院経営をしています。

 

結局はそれしか武器がないということですね。できれば整体以外の単語を使ってほしいです。

 

私はその国家資格者のする治療で自分の腰痛が治らなかったので整体というカテゴリーだけでやっていますが、もう少し若ければ夜間で鍼灸の免許とかも取って取れなかった事はないのですが、整体だけでも先が見えないほど広大な世界が広がっているので、自分にとっては意味のない資格で時間を潰すような余計な事をしている暇はありません。

 

そんなのだったら全然違う行政書士や電気工事、ユンボの免許取った方が色々な事で人の役に立てるような気もします。

 

骨盤矯正と国家資格は何の関係もありませんこちらでも書いております。

 

 

特に閉店しやすい整体院の特徴

それで飽和状態からさらに溢れかえって、噴き出しているのが整体業界なので、経営が成り立たず残念ながら閉店に追い込まれてしまう店舗も数多くあります。

 

整体院やボディケアサロンか増えれば増えるほど、潰れる店舗が増えます。

 

潰れるといっていますが、新規出店した店舗がオープンしたが全くお客さんが来ずにそのまま自己資金を全て使い果たしてしまい閉店するといった事も逆にあったりします。

 

これがいまの厳しい現状です。

 

その閉店しやすい整体院の特徴を私なりに書いてみます。

 

 

人として整体師に向いていない

整体師やセラピストは自分の体よりも相手の事を心配し、気づかいます。

 

相対する人を現状よりも良い状態にすることの為に、この仕事をしているので気が使えない時点で失格です。

 

これは実際にリピートという形で反映されますので、一回しかご利用者がいないサロンはお客様から信頼されていない、気が使えていないということになります。

 

二度と利用されないのは整体技術よりも人として問題があるケースがほとんどです。

 

ひとりの人間として精神的に幼い、性格が悪いといった事がこれにあたります。

 

私もスクール時代や兵庫県での稽古会で施術者見習いも含めて色々な人がいましたが、整体に行ってこんな人にあたったら運が悪かったと思うしかないのだろうなというくらいセラピストとしての人間性が不足している人がたくさんいました。

 

 

整体や骨盤矯正で経営をするには場所が悪すぎる

大阪や東京なら駐車場が無いのは当たり前ですが、石川県の様な田舎で駐車場がないというのはほとんどありませんが、もしそうなら場所は変えたほうが良いです。

 

しかし既にその場所で営業しているなら移転するわけにはいかないので、何とか頑張るしかないでしょう。

 

アパートやマンション、自宅を利用した自宅サロンもありますが、これはほとんど成功しません。よほどうまくいく何かの要因があればお客さんが来る可能性もありますがほとんどダメです。

(最初から店舗兼住宅として建設されているなら大丈夫です。接骨院や美容室はこのタイプが多いです。)

 

私も自宅サロンなら経費が大幅に縮小されるので憧れますが、住宅金融公庫の決まりでローンが組めなくなるのでそのように住宅にはできないことが多いです。

そうでない場合はまずうまくいきません。上手くいくか行かないか賭けになりますが一番お金がかからずに開業できますので副業でよければやってみてもいいかもしれません。

 

中心から外れた場所もよくありません。

 

20年前なら整体院もまだ少なかったので、かなり田舎でも紹介でお客さんが来てくれましたが、今ではその数倍の整体院が存在するのでわざわざ遠い所へ行こうなんて思う人もいなくなりました。