なぜ整形外科では腰痛の原因が無いと言われるのか

以下の文はわたしの体験に限っての事です。2014年に少し書き直しました。

 

慢性腰痛の約85%は原因不明だという統計があります。

 

病院での検査では腰痛の原因が発見されずに主に痛み止めの薬、電気治療、シップでの通院となり、多くの方が何十年も悩んでいる症状です。

 

ほしみぐさにご来院の方々の多くも、ずっと整形外科・接骨院に通っているのに慢性腰痛が全くよくならないということでご来院されています。そんな方ばかりです。

 

わたくし事で申し訳ないですが、2014年現在で慢性腰痛になって約10年たちますが、 行く先々での病院でMRI・レントゲン・などでの異常は発見されずに、 五年間ほどは整形外科・漢方内科・鍼灸・接骨院などに通い詰めて、なんとかつらい腰痛を治そうと思ってましたが全く腰痛が楽にならず、毎日毎日なんでこんなに痛いんだ、どうすれば腰痛の苦しさから逃れられるのかと考えてました。

 

治療はどこへいっても、痛み止めの薬・シップ・電気治療・たまに腰の牽引・注射です。

 

夜は寝返りもできず、痛みで目が覚めるので脳神経外科では痛み止めと睡眠薬を処方されていた時期もありました。

 

人から教えてもらった神経ブロック注射は一時的に少しだけ効いた感じがしました。合計腰だけで30回以上していますが痛みが消える事はないので根本解決には至りませんでした。

 

 

それほど痛みがひどくても、整形外科的には異常はないんです。そしてどこの整形外科にいって治療しても全く同じ治療しかしません。

 

 

ですが、今は、腰痛の事を忘れる日のほうが多いです。たいした事ありません。

忙しくなって疲労すれば痛くなりますがそれは当たり前の事です。

 

整体に出会ってからはよくある疲労性の腰痛程度になっていますので痛くて目が覚めるなんてことはありません。

 

何年も医者通いしているかた、色々試しているかたはよく分かっていると思いますが、痛みが慢性化してしまったら100%治すのは医者であれなんであれ難しい事です。

 

医者・接骨院(柔整師)・マッサージ師・鍼灸師などは国家資格者を持っているのに私の腰痛ひとつ楽にできなかったのが真実です。

 

整体などは無資格でできるなんて偉そうな事を言ってるくせに慢性腰痛には無力の国家資格です。

 

そんな国家資格者が私の腰痛を楽にできなかったので、これは自分で治すしかないんだなと考えて整体の道を歩むことになりました。全然関係のない方向に話がいってますが・・。

 

慢性腰痛が完治したという話もほとんど聞いたことはありません。それは非常にマレです。

少しでも楽になりうまく付き合っていくことを考えていくのが改善の近道です。 

 

腰痛

医者でも治せない腰痛の原因とは

精神的なものが腰痛に関係していることは最近になってやっと世間にひろがりつつあり、仮に、明日から仕事もしなくていい、家の事もいい、うるさい人も明日からいないよ、10億円好きに使いなさいとなれば しばらくすれば腰痛などの不調は消えていくかもしれませんが、そうはいかないので当院の整体で腰痛の要所を抑えてリラックスする事をおすすめします。

 

ただ、数パーセントの腰痛には病気も関係していることもありますので、必ず、病院での検査は最初に受けてください。

 

 

ではなぜ医療ではない整体が慢性腰痛にいいのか?  

私事なのでみなさんに当てはまるわけではありません

 

医療では痛みの原因となっているところを見つけられないからです。

 

何故見つけらないかというのは画像で見てわかる異常か血液検査の数値の異常でしか腰痛の原因を探ろうとしないからです。

 

以前NHKの健康番組でしたけど腰痛の原因をちゃんと脚の動きや指を使って腰椎の何番に異常があるのか見当をする検査を整形外科医がしていました。

 

それが診察であり検査であるはずですがそういった検査を金沢市の整形外科や接骨院でやられたことが一度もありませんでした。一回だけヘルニアの検査で脚を上げるのをやりましたがだそれだけでした。

 

だから医療は痛くなって時間の経った腰痛に対しては無力に近いと言わざるを得ません。

 

対して整体は画像検査も血液検査もできませんので、NKHに出ていた整形外科医のように自分でどこが悪いのか見当をつけていきます。原因がわからないこともありますが大体のケースで判断ができます。

 

私の場合は直接施術をして触りながら腰痛を引き起こしている原因を探していきますので施術をしながら常に腰痛のトリガーポイントらしきところを狙っていきます。

 

これで少しでも腰痛が軽減すればそのまま続けて施術していけばいいですが、極端に悪くなっているともみ返しのようなことになり1~2日ほどは逆に痛くなることもあります。しかしそれを過ぎれば以前よりも軽快していればやはり整体は続けてしたほうがいいという判断になります。

 

そのほうがよっぽど腰痛には効果があります。

 

だから国家資格者に施術してもらって良くならない腰痛ほど整体は改善見込みがあるということです。

 

余談ですが、私は毎月関西でおこなっている二宮整体の勉強会にいっていますが、そこでは接骨院・マッサージ・鍼灸院を開業している方がたくさん稽古にきています。

 

国家資格を持ちながら整体の勉強をしています。

 

そこまでして勉強するのですから、逆に患者さんに対して本当によくなってほしいという想いがあり熱心としかいえませんが、私はそれでは、なんのための国家資格者なんだろ?と考えてしまいます。

 

私も昔は夜間で専門学校に通って鍼灸師になろうかと思った時期もありましたが、毎日平均12時間以上働いている状態でひどい腰痛と疲労もあるのに自分が良くならなかった鍼灸師免許を取ったところで何の意味があるのか?ましてやお金も使って無理をしたところで自分の腰痛がよくならなかったように、それは全く意味のない事だと思ったのです。

 

そんな資格があればなにをしてもいいのが今の日本の現状ですが、いずれ医療保険制度も崩壊しますからそうなればほぼ全額自己負担になります。そうなったときに本物の技術だけが残ると思います。

 

その中のひとつに私の整体が残っていけばいいと思っています。

 

そしてそれを伝えていければとも思っています。

 

 

 

腰痛関連ブログ

ガンは治ったのに腰痛は治らない

悪化した腰痛の整体