産後骨盤矯正手順

ほしみぐさの産後骨盤矯正ではどのような事をして骨盤を整えるのか説明していきます。

 

ボキボキと音を鳴らす骨盤矯正ではなく筋膜の癒着にアプローチする技術を多用しながら骨盤を整えます。

産後の骨盤矯正といっていますが、身体を整えることを前提としているので内容的には産後の整体といったほうがいいのかもしれません。

尾骨痛・恥骨痛・仙骨痛・股関節痛などは下記の手順を省いたり、ここに書いていないテクニックを付け加えたりしてケースバイケースで方法をとりますので基本的な手順だけを記載します。

色々と書いてありますが骨盤矯正の考え方は非常にシンプルです。

 

は必ずする

は状態により加除する

 

 

産後骨盤矯正基本メソッド

骨盤矯正をする前に座った姿勢と仰向けの姿勢で脚長差や骨盤の歪みを確認してから施術を開始します。

 

 

◆最初は横を向いた姿勢左右(側臥位)

 

腹部(主に腹直筋・側腹筋・腸)

お腹くびれ・代謝・呼吸・骨盤の歪みに関係します。

腹部押圧

 

上半身側面(主に前鋸筋)

代謝・股関節からの歪みに関係します。

 

肩甲骨

 

代謝・呼吸・骨盤が動かしやすくなります。

肩の施術

 

 

殿筋(中殿筋・大殿筋)

骨盤の安定・腰痛に関係があります。

 

股関節(外旋筋群)

股関節痛・膝痛・腰痛・骨盤の歪みに関係があります。

 

腸骨筋

骨盤の傾きと腰痛に関係します。

腸骨筋ストレッチ

 

仙腸関節

骨盤の傾きと身体全体の安定に関係します。

 

仙腸関節のリラクゼーション

 

 

◆次は上を向いた姿勢(仰臥位)

脚部

足底・下半身のバランス・むくみにも関係があります。

足部調整

 

殿筋

 

骨盤の傾き・腰痛に関係があります。

臀部ストレッチ

 

 

腹部

骨盤の傾き・股関節痛・腰痛に関係があります。

 

腸骨

坐骨を締める方向に矯正する重要施術です。 

 

 

◆次はうつぶせ(伏臥位)

背部

背部痛、腰痛に関係があります。

背部リリース

 

脚部

骨盤の反り・下半身のバランスに関係があります。

 

足首のリラクゼーション

 

股関節

股関節の痛み、骨盤の歪みに関係します。

 

仙骨

腰痛・仙骨痛・骨盤の歪みに直接関係します。

 

坐骨

座骨神経痛や腰痛に関係します。

 

骨盤の締め込み

骨盤矯正5回目と6回目に行います。

 

 

次は横を向いた姿勢左右(側臥位)

骨盤の調整

骨盤全体を再度整えます。

骨盤矯正

 

 

◆最後は上を向いた姿勢(仰臥位)

骨盤の調整

骨盤の微調整・確認をします。

 

 

 

産後骨盤矯正メソッドまとめ

お疲れさまでした。これが当院での骨盤矯正の基本的な工程となります。

全ての工程に意味があり一つ一つが重なることで骨盤矯正の意味を成します。

 

※ほしみぐさの骨盤矯正は4回目までは歪みを整えることに専念し、5回目6回目で骨盤を締めて固定するような施術となりますので最低6回が必要回数となります。

 

 

 

色々と細かく施術工程を書きましたが、骨盤矯正というものは身体のバランスを整えているということです。

骨盤は梯子のぼりのように支えあってバランスを保ちます
石川県HPより引用。https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/bunkazai/minzoku/k2-7.html

伝統文化であるはしごのぼりのようにどこかが強く引っ張ったりするのではなく均等に支えあうことで骨盤だけではなく身体は成り立っています。

 

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